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6月末に退任した牧野光朗の後任として、10月1日付で伊藤忠商事出身の瀧川正靖が「取締役社長 COO」に就任

河西駿

瀧川 正靖(たきがわ まさやす)の履歴

1962年2月7日生まれ。1984年 上智大学経済学部卒業後、伊藤忠商事(株)に入社。

1985年より日本通信衛星(現スカパーJSAT)に出向し、日本初の民間通信衛星事業の立ち上げに従事。150億円規模の契約を獲得。帰任後は衛星会社の合併交渉や米ヒューズ社との折衝に携わる。

1994年からスカパー!の立ち上げを推進し、2000年にメディア事業課長として海外展開等を担当。2003年以降は並行して(株)エニライツ、(株)アイキャスト代表取締役社長、(株)コミックス・ウェーブ非常勤取締役などを歴任。

2007年より石森プロ取締役常務から副社長に就任。インドネシア初の特撮ヒーロー番組「BIMA SATRIA GARUDA」もプロデュース。安倍首相のスピーチや中学校教科書で紹介され、映画化・アニメ化にも発展。

2013年からはスペースシャワーネットワーク取締役執行役員を務め、コネクトプラス社長を兼任。2017年には(株)エンルート代表取締役社長としてドローン事業を推進。

2020年より(株)オークネットに専務執行役員として入社し、2021年取締役専務に就任。オートモビル事業、コンシューマープロダクツ事業の管掌を歴任し、現在に至る。

瀧川正靖よりのご挨拶

古来より、日本にとって「海」は生命の源であり、文化の架け橋であり、時には大きな試練をもたらす存在でもありました。その海の状況をリアルタイムで把握する「海洋レーダー」を日本中の海岸線に展開して、海洋国家である日本にとっての「かけがえのない情報源」の一つにしようとしているORNISという会社があることを、昔伊藤忠で新事業の立ち上げに寝食を共にした大先輩の松本徹三さんから聞いた時には、とても面白いと思いましたが、その松本さんから「将来この会社の経営を引き継いでくれないか」と打診された時には、驚くと共に気持ちが昂り、「こういう仕事こそが自分が人生の最後を賭けるべき仕事なのだろう」と強く感じました。
実は私は、2011年の東日本大震災に際しては特異な経験をしています。私が勤務していた企業の関連施設が宮城県石巻市の北上川の中州に立地していましたが、楕円形の建築構造であったことから幸いにも上階は津波の被害を免れ、結果的には職員が救助した40名の被災者を保護する臨時避難所として機能しました。この体験ゆえに「海洋レーダーのような観測技術が広く普及していれば、さらに多くの命を救えたのではないか」という思いを、私は強く持っています。
さらに、私には、石森プロの副社長を務めていた時に、インドネシアで仮面ライダーを参考にした「ガルーダの戦士 ビマ」という特撮番組を作り上げる仕事に関与し、これが大きな反響を呼んだという体験もあり、ORNISの事業を広く海外に展開していくことにも強い興味を持っています。この事業が可能とする「沿岸警備」「海洋環境保全」「津波対策」「漁業近代化」は、いずれも、東南アジア諸国やインド、バングラデシュなどが日本以上に強く必要としているものです。日本がこの分野でこれらの国々に大きな貢献ができれば、とても素晴らしいことだと思っています。
 私は、伊藤忠時代には多くの新興企業に出向してその育成に注力しましたが、その体験を通じて、「企業とは、社会に、取引先に、株主に、そして社員に貢献する存在であるべき」とう強い信念を持つに至っており、ORNISにおいてもその信念を堅持したい所存です。この分野では新参者ではございますが、皆様の温かいご指導、ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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